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2008年10月11日「新・100の法則。 Movable Type 4.x」
インプレスジャパンから発行されている実践シリーズ「新・100の法則。」の最新刊「MovableType 4.x 本格的CMSサイトを構築するためのMTスーパーテクニック」を編集部よりご献本いただきました。
Movable Type 4.x 本格的CMSサイトを構築するためのMTスーパーテクニック クリエイターが身につけておくべき新・100の法則。 加藤 善規 インプレスジャパン 2008-09-12 売り上げランキング : 8279 おすすめ平均 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
実は当ブログ「kuroyagi blog」もMovable Type で構築されていますが、何ができるかの確認をかねて開始当初に少しだけ手を入れただけで、見た目はほとんどデフォルトテンプレートのままです。おまけにバージョンも3.2 のままだったりして。まとまった時間をとって、本書を参考にして手を入れてみようかな、と思う訳です。
ということで、企業のWeb サイト担当者がCMS としてMovable Type 4.x を利用する事も念頭に置いて書かれた本書、基本的な内容からユーザビリティへの配慮、管理者にとっての運用効率向上、企業サイトでの活用まで、分かりやすくまとめられています。個人的には、ユーザビリティ関連の法則43〜53がなかなか気が利いた感じで参考になりました(目次はこちら)。
あと、本書に限らずこの「新・100の法則」シリーズに共通することですが、法則ひとつにつき2〜3ページでわかりやすくまとめてあること、全ページがカラー印刷で見やすいことなど、フォーマットとしても優れています。同シリーズ内で、私も一部に協力させていただいた「Web担当者が身につけておくべき新・100の法則。 SEM:検索連動型キーワード広告」なんかも、仕上がったものの分かりやすさにうなった記憶があります。
SEM:検索連動型キーワード広告 Googleアドワーズ&Overtureスポンサードサーチ対応 Web担当者が身につけておくべき新・100の法則。 大内 範行 インプレスジャパン 2008-02-08 売り上げランキング : 1881 おすすめ平均 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
ちなみにこちらは、クライアント企業(広告主)がこれまでに蓄積してきた出稿・運用ノウハウをまとめた、という珍しい内容ですが、それだけに類書とは違った説得力があります。特に自社で出稿されている方におすすめ。いまや「元EC ジャパン」という枕詞も不要となった大内範行さんも執筆を担当されています。
投稿者 kuroyagi : 20:00
2008年10月03日「Web Site Expert #20」(技術評論社)に寄稿
技術評論社から発行されている専門誌「Web Site Expert」の記念すべき第20号に寄稿しました。特集1「成功するためのWeb戦略 SEMを極める 〜SEO,LPO,リスティング広告,行動ターゲティング広告〜」の第3章、「効果的リスティング広告の極意」(10ページ)の執筆を担当しています。
Web Site Expert #20 Web Site Expert編集部 技術評論社 2008-09-26 売り上げランキング : 1461 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
ちなみに全5章の章立ては以下のようになっています。
1章: SEMの基礎知識
2章: 本質的な成果を得るためのSEO
3章: 効果的リスティング広告の極意
4章: リスティング広告最適化のためのLPO設計
5章: 注目!行動ターゲティング広告
記念すべき20号目に貴重な機会をいただいた編集長の馮さん、ありがとうございました。自分のパートはちょっと詰め込み過ぎて、個々の項目が舌足らずになっているかもしれませんが(それでも当初の予定から2つくらいトピックを落としたんですけどね……)。第1章を執筆されたカティサークの押切氏が写真入りで紹介しているとおり、
今回『WebSite expert』誌は発売20号記念号ということで、特別冊子などもついています。かなりお得な雑誌だと思います。……同感ですね。また特集以外の記事も盛りだくさんですが、その中の1本「Wayback Machineで未来を見る Brewster Kahleへのインタビュー」は、あのInternet Archive 創設者へのインタビューです。同プロジェクトの狙いなどが語られており、貴重な証言かと思います。
#Internet Archive は、Google が公開中の Google 2001 で当時のCache としてリンクしていることでもあらためて話題になりましたね。
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