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2009年01月30日

命名 和真(かずま)

子どもの名前がしばらく決まらなかった訳ですが、ヨメと相談しつつ、出産関連雑誌についてきた名付けの小冊子を読んだり、漢和辞典を引いたりしながら、生後7日目、いわゆるお七夜に決めました(意図してこの日にしたのではありませんが)。名前は、

和真(かずま)

です。この名前にこめた思いとしては、
  • 自分自身を高めつつ、人の和を大事にして、より大きなことを成し遂げてほしい
  • 自分の生まれた場所、文化をより深く理解してほしい(そのために世界のいろんなことを知ってほしい)
といったところです。漢字そのものの意味以外に前提条件がいろいろついてますが……つい欲張りになってしまうものですね。 (苦笑

出生届
出生届。記入が意外に難しい

1月28日(水)には区役所へ出生届を出してきました。出生届の読みは「しゅっしょうとどけ」なんですね。「しゅっせいとどけ」かと思ってましたが、よく考えるとニュースなどで「出生率(しゅっしょうりつ)」と発音されていた記憶がありますので「しゅっしょう」が正しいんでしょう。ちなみに出生届は生後14日以内に届ける必要があるそうです。

あわせて住民登録やら、出生連絡票の提出やらいろいろ済ませてきました。ちなみにこの日は私自身の誕生日でもありましたが、36歳の抱負は2009年の目標と基本的に同じです。和真が生まれて、その思いをより強くしています。

投稿者 kuroyagi : 02:00 | コメント (4)

2009年01月20日

吾輩は赤ちゃんである。名前はまだ無い。

2009年1月18日(日)午前0時45分、ヨメの実家に近い浜松の病院にて、我々夫婦にとって初めての子どもが生まれました。身長49センチ、体重2,890グラムの男の子。長引きましたが、さいわいにして母子ともに健康です。

我が子
生後15時間、表情がしっかりしてきました

陣痛が始まってから約25時間、入院してからでも約17時間という長丁場でしたが、ヨメのがんばりと、周囲の方々の適切な施術やサポートによりぶじ出産に至りました。土日にかけて生まれてきてくれたので、私も後半の約15時間に立ち会うことができ、家族としての一体感をもって難局を乗り切ることができたように思います。ふだんは丈夫で泣き言をいわないヨメもこの時ばかりは弱音を吐いて、出産とはたいへんなことなんだな、とあらためて実感しました。

仕事は今週いっぱいお休みをいただいて、病院に日参しています。父母ともに目は大きいほうなのですが、子どもの目もその特徴を受け継いでいて、かなりのぱっちり具合。今日の面会では約2時間のほとんどを泣きつづけていましたが、泣いていてもかわいいのです。 ←ええ、馬鹿親の見本みたいですが何か?

1月18日あれこれ

誕生日である1月18日はどういう日なのかな、と調べてみたところ、特に面白い記念日でもなく、過去にもあまり印象に残る出来事はなかったようです。富山の米騒動が起きた日、くらいですかね。同じ日の誕生日にはビートたけし(北野武)さん、ケビン・コスナーさんなどがいます。

誕生花、というのもあって、サイトごとに違っているのが困りものですが、1月18日の花として多く上げられているのはプリムラ(Primula、西洋桜草)です。鉢植えのようなので、ホームセンターや園芸の店で買えそうです。時間を作って見に行くことにします。


これは生後2日目。だいぶきれいになりました。

ところで、標題にあるとおり、実はまだ名前を決めかねています。生まれる前からいくつか候補を挙げていて、実際に顔を見て決めよう、と話していたのですが、顔をみるとあらためて悩んでしまい……入院中のヨメは子どもの世話でゆっくり考える時間がとれないということなので、退院後にできるだけ早く決めることになるものと思います。まあ最初の贈りもので、今後ずっと使ってゆくものでもありますから、時間をかけて決めたいと考えています。

子どもの誕生についてはTwitter や、一部の方にはメールでも報告しましたが、お祝いの言葉をたくさんいただき感激しています。今後とも私たち家族をどうぞよろしくお願いいたします。

投稿者 kuroyagi : 22:50 | コメント (15)

2009年01月12日

ニュービートル カブリオレ雑感

独フォルクスワーゲンの「ニュービートル カブリオレ」にこの冬から乗っています。色は「シャドーブルー」という紺に近いメタリックカラーで、幌はベージュ。私と仕事でおつきあいのある方は思い浮かぶかと思いますが、あれです、「紺のブレザー+ベージュのチノーズ」といういつもの服装とよく似た色の組み合わせです。

ニュービートル カブリオレ
横浜・山手にて

もともと乗っていたフィアット「プント カブリオレ」は色も取り回しのよさも含めてとても気に入っていたのですが、昨夏の終わりごろから電磁クラッチの調子が悪くなり、車屋さんに相談したところあきらめたほうがよいだろう、といわれました。オープンタイプ(カブリオレ/コンバーチブル)で4人乗車可能なものを探すと極端に選択肢が少なく、車種自体はニュービートル カブリオレでほとんど迷う余地がありませんでした。

車の色はスピッツの佳曲「青い車」の影響か、青色にこだわりがあるのですが、現在販売されているラインアップには青系統の色がありません(カブリオレ発売から6年、少しずつバリエーションをしぼっているようです)。このため認定中古車を探し、1年落ちで走行距離約8,000kmのものを購入しました。グレードはレザーシートが装備されたLZ。納車は2008年11月1日でしたので2カ月半ほど乗っていますが、いまのところ快調です。

ニュービートル カブリオレ 長所と短所

ベースのニュービートル自体がデザイン性を優先して作られた車ということもあり、カブリオレについてもすべてが完璧というわけではありません。いいところとそうでないところ、それぞれを簡単に挙げてみましょうか。まずはよいところ:

  • 開放感!
    頭とフロントガラス上端との距離は、他のオープンカーと比べても広くとられています。かつドアガラスの前側に三角の小窓などもないため、オープンにしてガラス4枚すべてを下げたときの空の広さといったら。あと、屋根の開閉が約13秒と早いのもポイント高いですね。思いついたらすぐ開けられます。
  • 色やデザイン
    カブリオレはそれほどたくさん走っている車種ではありませんので、オープンにして走るとかなりの注目度です(自意識過剰ではなくて実際にそうだと思います)。シャドーブルーとベージュの組み合わせもお気に入りです。
  • 安定感
    ベースはゴルフIVなので、走行性能に関しても特に気になるところはありません。クルーズコントロール機能がついていて「こんなの不要だあ」と思っていましたが、先日帰省した際の高速道路走行が快適で、いっぺんに宗旨替えしました。 #こうして贅沢に慣れてゆくのでしょうか……

つづいて、よろしくないところ:

  • 盛大な風の巻き込み
    よいところである「開放感」と表裏一体ではありますが、ニュービートル カブリオレは風の巻き込み具合が尋常ではなく、冬は同乗者がいるとオープンにするのをちゅうちょするほどです。プント カブリオレでもそれほど感じなかったのですが……
  • 無理のあるレイアウト
    ベースであるゴルフのFF 駆動をそのままに初代ビートルのイメージを踏襲したボディをかぶせたため、例えばダッシュボードの奥行きが不条理なまでに広くなっています。あとびっくりするくらい小物入れが少なく、人によっては往生するのではないかと。トランクも開口部、容積ともに小さいので覚悟が必要です。
  • 6段変速
    これは個人的な話でしょうけれど、低速域でひんぱんにシフトが上がっていく感覚にまだ慣れません。プントのCVT がなめらかに加速していったのと比べるのがよくないんでしょうね。いったん速度が上がってしまえば快適です、念のため。
  • 後方視界の悪さ
    オープン時、屋根を背中に背負うのがデザイン上のチャームポイントのひとつで、私も気に入っていますが、そのぶん後ろは見えにくくなっています。ちなみに屋根を閉じた状態でも窓の面積は小さいため、いずれにせよルームミラーとドアミラーを併用しての安全確認がとりわけ重要です。

いろいろ書いてきましたが、選択肢がないため「えいや」で買ってから3カ月、徐々に愛着が湧いてきています。なによりその開放感は他のデメリットを吹き飛ばしてあまりあるほどで、ヨメと子ども、3人で横浜をゆっくり流す日が楽しみです。しかし後部座席にチャイルドシートの付いたオープンカーってそうとう奇異なんでしょうね。ま、いっか。

ニュービートル カブリオレの前部座席からみなとみらいを仰ぐ
横浜みなとみらいのビル群を座席から見上げる


投稿者 kuroyagi : 20:23 | コメント (6)

2009年01月07日

2009年の目標をば

2009年の初日の出
初日の出@みなとみらい臨港パーク

とっくに御用始めも過ぎましたが、今年の目標を簡単に(……簡単でいいのかなあ)。おっとその前に、2008年の振り返りをしなければ。昨年の年初に立てた目標はこちらです。項目だけ抜き出してみると、

  1. 謙虚に、学びにどん欲に
  2. アウトプットを増やす
  3. 減酒・運動

うーん……できたやつからいきましょう。3番の「減酒・運動」。飲まない日は昨年トータルで4〜50日以上あったのではないかと思います。講演の前日は控えるようにしていましたし、飲まなかった翌朝は確かに身体が楽だと感じました。

運動に関しても、週末に根岸森林公園へ出かけて少しずつジョギングするという習慣ができ、3月には湘南国際マラソン、11月には横浜マラソンのそれぞれ10km の部を完走することができました。一方で足底筋膜炎にかかって初夏〜初秋までジョギングを休むことになり、たいへん残念でした。まだ足底筋膜炎は完治してませんので、距離を伸ばしたり頻度を上げるのはもう少し先のことにしておきます。

#あ、ちなみに体重も2008年1月の最高値から5kg 減りました! 標準体重まであと少しです

2の「アウトプットを増やす」は自分としては微妙ですね。商業印刷物への執筆も何度か機会をいただいています(Web Site Expert #20SEO SEM Technique vol.5日経広告手帖モバイル・マーケティング最前線 BOOKMARK 001)。講演に至っては、場所でいえば北は青森から南は沖縄まで、回数は20回を優に超え、テーマも新サービス「インタレストマッチ」やモバイルのマーケティング、定番の検索まわりからインターネット広告全般まで幅広く。本人としては心身ともにがんばったつもりですが、客観的に見てどうだったのかなあ……クオリティをもっともっと上げて、せっかく時間を割いて来て/読んでいただく方にひとつでも多く参考になる話ができるようになりたいと思っています。

1の「謙虚に、学びにどん欲に」はできてない、ですね。傲岸ではなかったと思いますが、物理的に余裕がなく、勉強会等へ出かける時間は本当にとれませんでした。興味のある分野のセミナーもずいぶん聞き逃したなあ……その分、全国各地をまわる中でさまざまな方と交流して得られたものもあり、それはこれからの自分の財産になると思っていますが。忙しい中お時間をいただいた皆さま、本当にありがとうございました。

簡単にといいながら、前段の昨年の振り返りがずいぶん長くなってしまいました。

では2009年の目標は

仕事と家庭それぞれ別に目標を設定するとよい、というAERA での新浪氏の新連載に感銘を受けたばかりではありますが、今年についてはあえて一緒にします。こちら。

  1. 仕事と家庭の両立、いわゆるワークライフバランス
  2. 運動の継続と減酒

1はピンと来た方もいると思います。まもなく家族が増えますので、仕事は手を抜かず今まで以上にきっちりと効率よくこなしながら、家族との時間を大事に過ごしたい、ということです。ちなみに予定日は1/18です。きっと生活が大きく変わるのでしょうね。

2については2008年からひきつづきということで。3月に三浦国際市民マラソンの10km の部に出る予定ですが、秋にはどこかの大会でハーフマラソンの完走を狙ってみたいと考えています。体重も今年さらにもう5kg 落として、普通の人に戻りたいところです。

#実はジョギングを始めてから、講演で集中力が切れないようになり、声も出しやすくなったように感じます。健康面だけでなく、仕事にもプラスの効果があったようです。

そんなこんなで、今年もいろんな変化があるのでしょうが、ひきつづきおつきあいのほど、よろしくお願いいたします!

投稿者 kuroyagi : 01:12

2009年01月03日

野洲高校は2試合目の壁を破れず(高校サッカー)

まだ整理がつきませんが、長々とひっぱっても仕方ありませんので。全国高校サッカー選手権の2回戦、野洲高校対鹿島学園は2−3で破れました。

前半の早いタイミングでコーナーからのヘディングにより先制されるも、その後、坂本一輝選手がゴール前に詰めて同点に。野洲優勢のまま前半終了。後半には藤野友貴選手がドリブルから長めのシュートをゴールに突き刺して逆転。このまま快勝かと思われましたが……

快晴の三ツ沢競技場
ニッパツ三ツ沢競技場はピッチと客席の距離が近い

直後、ペナルティエリア内に進入した鹿島学園の選手を倒してしまい、PK に。これを左隅に決められて同点。その後も攻撃面で主導権を握るもゴールが遠く、逆に後半終了5分前でしょうか、右前方への大きなパスが通り(←これオフサイドっぽかったような……)、そこからファーサイドへのクロス、折り返しを身体で押し込まれ再逆転されてしまいます。

この時点で「あれ?」と思ったのは、厳しい時間帯での失点とはいえ、まだ5分程度の時間が残っている中で、膝に手をつき、下を向いてしまった選手がいたこと。

スタンドにいた時は知りませんでしたが、野洲サッカーを情熱を持って築いてきた山本佳司監督が、この日は急な発熱のため指揮をとれなかったのだそうです。戦術面は岩谷篤人コーチが十二分に代行されたのでしょうが、気持ちの面で山本監督の不在が大きかったのかも、と帰ってから思い当たりました。

応援席を覆うビッグフラッグ
分かりにくいと思いますが
ハーフタイム中、応援席に掲げられたビッグフラッグ

試合終了後は泣き崩れて動けない選手が何人も出ましたが、彼らの倍近くの年齢から見ると、それだけの喪失感や悔しさを感じるほど打ち込めるものがあるということを、すばらしいと思いました。

野洲高校は今大会の優勝候補の一角に挙げられるほどで、私も2回戦で敗退というのは予想していませんでした。準々決勝は1/5(月)に予定されていますが、そこまで勝ち進んだら休暇を取ろうかどうしようか(でも仕事始めだしなあ……)と悩んでいたほどでしたから。

2006年の全国優勝後、これで3大会連続して2試合目での敗退となりました。残念ではありますが、今の2年生や1年生がまたこの舞台に戻ってきて、今度は3試合、4試合と勝ち進んでくれることを期待しています。

*関連するエントリー:

第86回大会:


第85回大会:

第84回大会:

投稿者 kuroyagi : 11:40 | コメント (2)