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無念、今年の野洲高校サッカーは3回戦に散る
全国高校サッカー選手権の3回戦、野洲高校 vs. 八千代高校(千葉代表)の一戦は、1−4と大差での敗戦となりました。アクアラインを渡って市原臨海競技場へ応援に出かけましたが、連覇を期待された野洲高校の冬は、残念ながら3回戦で終わりを告げました。
風上からの攻撃となった前半、野洲高校らしいスルーパスなどが見られましたが得点にはつなげられず、逆に八千代高校に1点を決められる苦しい展開。初戦ではいまひとつと思われた4番・荒堀選手や8番・村田選手が輝きを見せる場面がありましたが、フィニッシュには至らず。前半のうちに追いつけなかったのが誤算だったでしょうか。
後半に決められた2点目のヘッドは狙ったものか不明ですが、キーパーとしてはちょっと止めようがなかった印象です。むしろこの1点に限らず、後半は空中戦で競り負ける場面が多く見られ、小柄な選手ばかりながらヘッドで決して負けていなかった昨年との違いを感じさせられました。乾選手へのマークもきつくボールを失う場面が目立ちましたし、前半で目が慣れたのか、スルーパスもほとんどが止められていました。
3点目、4点目に関しては集中力が切れたように見受けられ、残念に思います。最後の最後、ロスタイムを含めた残り10分には、野洲高校らしいドリブルとパスのサッカーが見られ、乾選手が意地の1点を決めたのがせめてもの救いではありました。
#対戦相手を悪く言うつもりはありませんし、この後もよい試合をしてほしいと思いますが、試合の終盤にゴールキーパーを交代させるのは相手への敬意を欠く行為ではないでしょうか。どうなんでしょう。
残念ながら今年の冬はここで終わりですが、昨年の優勝校としてマークされ、研究される中で、よく戦ったと言えるのではないでしょうか。他県代表の試合を見ていても、少しずつ野洲高校の提唱したサッカーのスタイルが受け入れられ始めたような気がしています。次の冬もぜひ、全国の舞台へ戻ってきて、大暴れしてください。お疲れさまでした!
#できれば、試合会場が神奈川県のブロックに入ってほしいですね。今回の柏の葉と市原は遠かった……
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投稿者 kuroyagi : 2007年01月04日 19:38